情報を得ることの大切さ

年齢を重ねるうちに、何かを支持し一筋に想うようなことはしなくなりました。
たとえば、好きなタレントはいるけれど ファンクラブに入ることは無い。
(ファンクラブに入ると関係ないところに入会の情報が渡る事にもなりかねないし と思うため)
今よりも若いときは、ヨガにはまって、たくさん時間を使ったり練習をしてきましたが、インストラクターになった時も絶対にこれはやらないというラインがあって
私とヨガの始まりが絵画などのモチーフとして哲学的なところに着目して始まった、yogaの未知の世界だったので
クラスの皆に1度もインドの宗家へ行くことを勧めなかったし、自分からインドの有名どころシャーラへは1つも行かなかった。
北海道弁では「はんかくさい」というのだが、好きな国インドの伝統のヨガをやってたのに、他の講師が皆毎年インドへ通って鍛錬していた時も参加しなかった。
大抵日本人が行くコースは高級な安全な場所で白人と同じ扱いになっており、食事やホテルもちゃんとしているはずです。
とはいえひと月滞在していると水が日本と違って危険、停電が当たり前とか、違う場所に迷い込むと超絶危険とか、場所によって素手でお尻を拭くしどこに行っても匂いがキツい、そして必ずおなかを壊す。受講料は日本との差から現地金額は超ボッタクリ等々の情報も、承知の上で皆は行く。
経験者共通の話題、宿泊施設で水が出ない電気が急に消えて照明のない生活、世界中から様々な人種のヨギーが集まってくる。メリットもデメリットも聞いて
衛生面が潔癖寄りな自分は耐えることができないと思い、単なる観光ではなく修行でその世界に入ることは無かったんです。資格を得るにはグルジの前で平伏して儀式を受けたりまだまだ男尊女卑が激しい国のため何が起きるか、想像もできません。
日本国内で著名な先生がレッスンに来たときはそれを捉えて学びに出かけた。
欧米の著名な芸能人の間で流行っていることを聞きつけて関心を持ったのと、インドという国をリスペクトしながらも当時は「ヨガをモチーフにしたアートをつくる」と考えて始まった道だった。
日本の先生に習い、日本にやってきた世界的なティーチャーたちをワークショップで知り
教える身となったときに迷ったが、それでもやっぱりどの流派のシャーラも、現地で教わる所は、カースト社会の国の中のヒンズー教宗教団体なので、分からないため近づけなかったです。
インド哲学のヴェーダは 薬草なんかも出てきますし、トランス状態で記述された聖典もあるわけです。そういったカオスを体験したいわけではない、
旅行者として少しだけ、すれ違うくらいのが好ましい場合がある。
リスクを人よりも感じ取り、回避しすぎて石橋を叩いてから動くことが、あまのじゃくとも繋がっているかも知れません。
そして何よりも母親からの
「絶対にインドにだけは行ってはダメ」
という、若いときのお達しです。
他には何もわたしに禁止するようなことを言ったことはない母は、インド旅行で散々な思いをして衛生面で衝撃を受けたらしく、体を壊してしまった経験が強烈だったらしく
私がヨガにはまるずっと前に、このような強い言葉で「行かないで」と強く言われていた。母親は未来の私を知っていて止めたのだろうか。。。
カオスとはならず、長年かけて思想面での影響はとても大きくいまは教典ヨガスートラこそが私のyogaの終着駅とも言える。母の言葉が頭に浮かばなくなったら旅行をしてこようと思っています。
世界各国の先生たちに教わってきたアーサナは健康面のメリットが多大にあるので平和だった時代に習ったこと、自分が感じた効果については価値あるはず。
交通事故で、衝突の衝撃で乗っていた自転車は何メートルも吹っ飛び180度ねじれてハンドルもサドルも逆向きになったが 人間はかすり傷ひとつ無くピンピンしていたのも、ヨガのお陰だと思った。(本当にかすり傷すら無かったので奇跡なんですけど)笑
自転車を自分の力でぐるっと直して乗って帰りました。その自転車はさすが日本製で、本体は折れたりせず壊れませんでした。
日本製といえば
エアコンが三菱製ですが、26年目 です。
冷蔵庫もSANYOの25年目を使ってますが、
このように世界に誇れる日本製品がやっぱり最高ですよ!